IT企業に転職して日々努力を重ねています。カイです
私は転職して3ヶ月経つ頃に基本情報技術者試験に合格しましたが、この記事では
という人向けに
基本情報とは何か、どんな勉強をしていたのかを伝えようと思います
基本情報技術者について

基本情報って聞くけど実際どんな試験なの?

初めて受ける人にも分かりやすいように試験形式について説明していくよ
早速、基本情報についてまとめたのでご覧ください
位置付け

基本情報技術者試験は共通キャリア・スキルフレームワークの中でLv.2に位置付けされています
IT業界への登竜門として言われてるくらい人気でありながら、IT未経験者にはそこそこ難易度が高いものであるなという印象です
ただ、しっかり勉強さえすれば初学者でも十分合格ラインを狙えるようなレベルではありますのでそこまで恐れなくても大丈夫です
新卒就活や転職活動でもITの基礎スキルをアピールできるものでもありますし、最近では新卒の間に基本情報の取得を促す企業も珍しくありませんので取得しておいて損はないかと思います
出題方式
試験の出題方式はこちらです

科目Aと科目Bは連続して受けることができず、時間が区切られてしまうことに注意しましょう
また、科目Aと科目Bの間には10分間の休憩時間が設けられていますが、超過すると科目Bの試験時間が少なくなってしまうのでそちらも注意です
科目Aについては単純計算で1問あたりにかけられる時間は1分半にはなりますが、見直しの時間を考えると1問1分くらいで解くのを目標にすると良いと思います
科目Bは大体1問5分ではありますが科目A同様見直し時間を考慮して、1問4分を目指して臨みましょう(難問につまずくことも考慮して)
その他、詳細は情報処理推進機構の試験情報をご確認ください

合格基準
試験の配点と合格基準がこちらです

科目A、科目Bそれぞれについて6割以上つまりは600点以上得点することで合格となります
いくら片方だけ高得点でも、もう一方が6割を満たしていなければ不合格になることに注意です
実践した勉強法
ここでは、転職後3ヶ月で基本情報技術者試験を合格した私の実際の学習スケジュールや勉強方法、参考書などをご紹介します
少しでもみなさんの受験時の参考になればと思います
が、その前に私の当時の基本情報技術者試験合格時の結果について書いていこうと思います
基本情報技術者試験の結果
前章では情報技術者試験についてお話したので、
試験に対する皆さんの理解も幾分か進んだかと思います
ここではITエンジニアとして転職して3ヶ月弱でこの試験に合格した私の結果と感想をお伝えしようかと思います
私の基本情報技術者試験の試験結果は
午前:710 / 1000点 (合格点 600点 以上)
午後:785 / 1000点 (合格点 600点 以上)
でした
比較的安全に合格できたと感じていますが、試験を受けた感想としては
午前試験は「勉強したところが出たなぁ」というのが5割くらい、「多分これやろ」というのが2割、「自信ないなぁ」が3割くらいの印象で
正直、科目A受けたを段階で合格できる自信がなくてメンタル的には不安定になってました
10分の休憩を挟んでいる間、科目Bの復習を少ししましたが気が気でなく
もはや心を落ち着かせるために勉強していました感じでした(落ち着いてはいない)
結局、10分も勉強できず5分くらいで引き上げてすぐ試験会場に戻っちゃいました
科目Bの受験時は勉強したところとそのまま同じ問題というものもありましたが、
他の問題も似たような考え方で十分に解けていたのではないかと感じていました
十分と言っても「合格点は超えてて、7〜8割いけてたらいいな」程度ですが、、、
たらたら書きましたが、心臓バクバクで終了ボタン押してから目の前に表れた合格の2文字を見た瞬間、
脳汁が溢れ出すぎて退室前に机の上の溢れた脳汁を拭くのが大変でした
学習スケジュール
まずは学習スケジュールをご紹介いたします
こんな感じです
・6月4週目:参考書購入、科目A(参考書)
・6月5週目:科目A(参考書)
・7月1週目:科目A(参考書、過去問道場)、科目B(参考書)
・7月2週目:科目A(過去問道場)、科目B(参考書)
・7月3週目:科目A(過去問道場)、科目B(過去問道場)
・7月4週目:科目A(過去問道場)、科目B(過去問道場)、試験
転職後3ヶ月でと最初に記載しましたが、実際に基本情報に割いていた期間は1ヶ月半くらいでしたね
学習時間でいうと大体80時間くらいです
完全初心者なんで通常よりも時間がかかっていた印象はありますが、
まだ研修でIT基礎知識を学ぶ機会があったので少しやりやすかったかなと思います
使用した参考書
ここでは私が使用していた参考書についてご紹介させていただこうと思います
【令和7年度】 いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ)
この参考書は初学者でも分かりやすい説明があるのに加え、図も相まって理解がより進むような一冊になっています
後述しますが、私は一度参考書を読んだ後はひたすら問題演習をしていたのであまり使用していませんでしたが、赤シートがあるので移動中などの時間で暗記するのにも向いているのかなと思います
情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版 (EXAMPRESS)
個人的にはこの参考書に結構助けられました
基本情報の科目Bは実際のプログラミング言語とは異なり擬似言語が採用されており、
IT経験者や少しかじったみたいな人だと少し分かりづらいような表現があったりします
実際の問題の記述形式にも記載されているのでちゃんと読めば問題ないと思いますが、
つい癖で間違えてしまうみたいなのを強制する必要があります
私は中途半端にかじった人間だったので記述形式への慣れに使用したのはもちろん、
そもそも理解しづらい問題があったのでその学習にも活用させていただきました
勉強の仕方
両科目について共通しているのは参考書を学習してから演習問題に取り組んだということです
参考書はこれまでの項で記述した2冊を使用し、演習問題はひたすら過去問道場を解いていました
参考書は1日に何章、何日で1章みたいな感じでスケジューリングして内容読み込んでいました
当時は電車の通勤時間もそれなりに長かったので電車の中で読んでいることもありました(懐かしい記憶)
過去問道場は「試験回を指定して出題」のところで令和以降の年度を選択肢から外して演習していました
複数年度を選択すると選択された年度の中でランダムで問題が選ばれるので、
最新の年度は1年分毎に演習したい私は令和以降の年度を選択肢から外すことでなるべく最新年度を演習しないようにしていました
正誤問わず各選択肢がなぜ正解なのか否かを考えながら解答し、正誤確認後もその考えがあっているかどうかを確かめていました
ここからは各科目について記載していきたいと思います
といってもそんなに違いがなく演習した時間の差によるものなのでそこまで参考にしなくてもいいかもしれません
まず科目Aについては演習期間が3週間強ありましたので最初の2週間は令和以外の年度でひたすらランダムで演習を重ね、残り1週間で令和の年度を元年から1年単位で解いていきました
科目Bについては演習期間が2週間強ありましたので最初の1週間を令和以外の年度で演習を重ね、残り1週間を令和の年度の演習に充てていました
まとめ:基礎を固めて演習を重ねよう!
この記事で言いたいことは、「基礎を固めてコツコツ積み上げていこう!」ということです
基本情報技術者試験ではITスキルだけでなく監査などの会社関連の問題も出題されます
IT経験者、初学者問わず幅広い知識が必要とされるため、演習は必至となります
ただ問題はあくまで基本レベルではありますので参考書をしっかり読んで演習を重ねる
なぜその選択肢あっていてこの選択肢が間違っているのかをしっかり考える
一つひとつのことをしっかり守れば十分取得できる資格です
あくまで勉強の1つではありますが、勉強法に悩んでいる方は参考にしてみてください
以上。基本情報技術者試験の勉強法でした!
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